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派遣社員は健康診断を受診できるの?受診は義務?わかりやすく解説します!

派遣社員として働いている方、これから働こうとしている方の中で、「派遣社員も健康診断を受診できるの?」「受診は義務?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?今回は、その疑問について、わかりやすく解説いたします。

はじめまして。富山県、石川県で人材派遣サービスを提供しているCUBEです。 
「CUBEのハケン塾」ではワークライフバランスを加味した就業が実現できる派遣という働き方について詳しく解説しています! 
 

派遣社員も健康診断を受診できる

受診は義務?

労働安全衛生法に基づき、雇用形態にかかわらず全ての労働者に対して健康診断が求められているため、健康診断を受けることは基本的に義務です。ただし、短時間労働者(労働時間の4分の3未満)の場合は、法的には必須ではないことがあります。詳しい規定について知りたい方は、こちらをご確認ください。
 

受診は派遣元?派遣先?

健康診断の実施については、派遣元と派遣先のどちらの企業で受診するかはケースバイケースです。
基本的に、派遣元が健康診断の手配や実施を行うことが一般的です。
しかし、 派遣先の企業が健康診断の実施を担当することもあります。これは、派遣先の企業が健康診断を内部で手配する場合や、派遣契約に基づいて派遣先の規則に従うことが求められる場合です。具体的な手続きや受診場所について不安な場合は、派遣元の担当者に確認しましょう。
 

受診費用はかかるの?

費用

一般的に、派遣社員が受ける定期健康診断の費用は派遣元が負担します。法律に基づく健康診断の実施が派遣元の責任であるため、派遣社員自身が自費で支払う必要はありません。

 

受診料の補助について

定期健康診断の基本的な項目以外に、追加で受診するコースや検査(例えば、オプションの詳細な検査など)には自己負担が発生します。追加で受診するコースや検査は通常、追加料金が設定されており、その費用は派遣社員が負担することが多いです。
乳がん検診やその他の特定の検診についても、無料で受けられるタイミングや条件が決まっている場合があります。無料のタイミングや規定に該当しない場合は、検診費用は自己負担になることが一般的と言えます。
現在派遣社員として働いておられる方で、追加の検査や特定の検診を希望する場合は、派遣元の担当者に確認し、詳細を把握しておくとよいでしょう。
 

健康診断当日の給与や交通費は?

健康診断当日の給与

結論、就業規則や契約内容によって異なると言えます。
派遣元の就業規則で給与支給が明記されている場合や、健康診断のために派遣元が手配した訪問型バス検診などの場合、勤務時間と見なされることがあり、給与が支払われる場合もあります。
しかしほとんどの場合は、健康診断の日、または健康診断を行っていた時間は、無給となることが一般的です。
 

受診場所までの交通費

健康診断の費用負担についての法律規定はありません。一般的には、交通費の支給がないことが多いですが、具体的な取り決めや支給の有無については、派遣元の担当者に確認すると良いと言えます。
 

特殊健康診断

特殊健康診断は、特定の職種や業務内容に従事している場合に必要となる健康診断です。主に化学物質や薬品などを扱う職種に対して、より詳細で専門的な検査が求められることがあります。
例えば、製薬業界、化学工場、研究所、塗装業などで働く方がその対象となる場合があります。特殊健康診断の内容や頻度は、業界の規制や企業のポリシーによって異なります。
自分が該当するのか等確認したい場合は、派遣元の担当者に確認しましょう。
 

まとめ

今回は、派遣社員は健康診断を受診できるのか?また、受診は義務なのか?費用や健康診断中の給与の有無について解説しました。健康診断を受けなくても罰則になることはありませんが、健康診断を受診することは、自身の体調を管理する上でとても重要と言えます。自分自身の身体に無理をさせず、安定して働くためにも1年に1回必ず受診しましょう。
CUBEでは、必ず1年に1回定期健康診断を受診していただいております。健康面で不安なところがある方なども多数在籍しており、その人に合った働き方ができるお仕事をご紹介します。
北陸エリアで派遣を検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!